■フロントブレーキディスクの交換 - ホンダ ストリーム RN8
リアの作業はこちら。 ※非常に擦り減ったブレーキディスクを交換する場合、 ブレーキフルードがMAXレベルに近い場合は少し抜いてから作業を開始しましょう。
純正品番:45251-S7A-N10。パーツクリーナーで防錆剤を落としてから組付けてください。
前後左右4枚ともブレーキディスク(ブレーキローター)を交換するのでリジッドラックに乗せました。
右側フロント。
左側の赤矢印のナットにスパナをあてながら右側のナットを緩めて外します。 赤丸下側も同様に。
外したブレーキキャリパーは針金などでコイルスプリングに引っ掛けて吊るしておきます。 そしてブレーキパッドをスライドさせて外し、トルクメンバーを固定しているボルト2本を外します。
外したトルクメンバーとブレーキパッド。
厄介な皿ネジ(M6×15)。 このネジでフロントハブにブレーキディスクを固定しているのですが、 固着していることが多く安物のインパクトドライバーでは緩みません。 潤滑剤を浸透させてからハンマーでショックを与えてネジを緩めます。 なおフロントタイヤ(駆動輪)はパーキングレンジに入れても両輪を浮かせると回転してしまいます。(詳しくはデフの仕組みを調べてみてね ※LSD装着車除く) 下の写真のようにパンタジャッキ等でブレーキディスクを固定するとよいかと。
で、やらかしちゃいました・・・。2本とも見事になめてしまいネジ穴がダメになりました・・・。 一か八かでドリルで数ミリ穴を開け赤矢印のネジ穴にボルトを締めていきます。
ボルトを締めることでフロントハブからブレーキディスクが浮き大きな音とともにネジが破断しブレーキディスクが外せました。
ラジオペンチでネジを回して抜き取ります。
ネジ穴がダメにならなくてよかったです。
新品のブレーキディスクを装着し皿ネジで仮止めします。 そしてパンタジャッキでブレーキディスクの空転を抑えながら皿ネジを締め込みます。
あとはブレーキキャリパーを組み戻して完了。赤矢印はCクランプでブレーキピストンを押し込んでいる所。