■ブレーキフルードのエア抜き 交換 - ホンダ ストリーム RN8

ブレーキフルードのエア抜き 交換

4輪ともエア抜きおよび交換をする場合はマスターシリンダーから遠い順(左後ろ-右後ろ-左前-右前)に作業するのがいいかと思います。 今回は左後ろをエア抜きします。まずはジャッキアップしてタイヤを外します。そして赤丸内にあるゴムキャップを外します。


ブレーキフルードのエア抜き 交換

ニップルです。


ブレーキフルードのエア抜き 交換

ワンマンブレーキブリーダーボトル。これがあればひとりでもブレーキフルードのエア抜きおよび交換ができます。


ブレーキフルードのエア抜き 交換

ニップルにワンマンブレーキブリーダーボトルのゴム製のアダプターを嵌め込みます。ボトルは写真のように引っ掛けて吊るしておきましょう。 ニップルのナットは8mmのスパナで1/4から1/2回転くらい緩めます。(このくらいならダラダラと漏れることはないです)


ブレーキフルードのエア抜き 交換

赤矢印のキャップを外します。※この時点でのブレーキフルードのレベルを頭に入れておきます。 そしてこの時点で多少ブレーキフルードを足しておくとよいでしょう。


ブレーキフルードのエア抜き 交換

ブレーキフルード。DOT3クラスです。ファミリーや荷物をたくさん積んで走ることが多ければ、 ブレーキが熱を持つことが多いと思うのでDOT4のほうがいいかと。


ブレーキフルードのエア抜き 交換

僕はニップルのナットを緩めるのに8mmのフレアナットスパナを使用しています。写真のようにフレアナットスパナの先端がナットの角に当たっているので外れることがありません。


ブレーキフルードのエア抜き 交換

フレアナットスパナを使う場合は先にナットに掛けてから、ワンマンブレーキブリーダーボトルのアダプターを嵌めます。 そしてスパナと同様1/4から1/2回転くらい緩めます。


ブレーキフルードのエア抜き 交換

ニップルのナットを緩めたらブレーキペダルを数回踏み込みます。 赤矢印のようにワンマンブレーキブリーダーボトルにはワンウェイバルブという逆流防止弁が付いているので、 ブレーキペダルを戻してもブレーキフルードが逆流するということはありません。


ブレーキフルードのエア抜き 交換

ブレーキペダルを数回踏んではブレーキフルードを足してを繰り返し、 チューブの中を見て気泡が見えなくなればエア抜き完了。(初めからエアが入ってないことが殆どかと思いますが・・・) ナットを締めてからアダプターを外します。 外したアダプターを持ち上げるとアダプターとワンウェイバルブ間のブレーキフルードがボトルに流れ落ちます。 ワンウェイバルブとボトル間のチューブ内に残ったブレーキフルードは、 ワンウェイバルブのボトル側ホースバンドを外してボトルに流れ落とします。 なお、ブレーキフルードを全量交換する場合は色で判断するか、 もしくは4輪全体で800ml〜1Lとなるように割り振るといいかと思います。


ブレーキフルードのエア抜き 交換

最後にゴムキャップを嵌めて完了。 ジャッキを降ろしてからエンジンを掛け、馴染むまでブレーキペダルを踏み込む動作を繰り返します。 最終的にブレーキフルード量は作業前と同量程度になるように調整します。 ※異常を感じるようなら絶対に一般道を走行しないように。